東大門(1) 楽しい昼夜逆転の町

ずーっとほったらかしにしていたブログですが、昔の与太話ブログと合体させて再開しました。

最近ソウルに行くことが続いたのでそれについて少し書いてみようと思いました。

 

昨年11月に5年ぶりにソウルに行きました。

その時は友人と2人旅でしたが、これがなかなか楽しくて、しかも不完全燃焼な感じもありで、再度12月・1月と続けてひとりで行ってきました。

 

泊まったホテルの立地は3回とも全て東大門。

東大門はあらゆる服と服飾品を卸している問屋が密集している地域なのですが(革や毛皮以外高級品はない)、とにかくこの東大門が面白い!のです。

台湾ではショッピングに使う時間は少なかったのですが、ソウルではメチャクチャいろんな商品を見てる気がします。

 

東大門の人

夜中2時とは思えない光景。若い女子がいっぱいいます



24時間どこかの店や市場が開いていて、物があふれていて、バイヤーや観光客が次々と商品を買っていく。のを見てるだけでなんだか楽しくなる場所なのです。

人が夜中に無駄遣い(服や服飾品て詰まるところムダな物が多いので)してるの見るのってなぜストレス解消になるのか自分でも不思議なのですが。

 

東大門トラック

東大門といえばこのゴミ袋。中身は商品なのです

 

 

ちなみにわたしがこれまでに行った施設は

 東大門総合市場
 Doota
 TEAM204
 apM place
 平和市場
 第一平和市場
 N.P.H.
 光熙市場

 ※東大門総合市場以外は夜から朝にかけて営業しています。

 

東大門はバイヤーが行く場所ですし、すごくたくさんの施設があるので、観光客には分かりにくい場所ですが、ソウル旅の達人が発信してるネットの情報などで事前に作戦を練る事ができました。

 

3回目の旅行でなんとなーく東大門攻略した気もしますが、まだ未開拓の場所もたくさんあります。

わたしは東大門ではサイズ合わせが必要な靴や服は買った事がないのですが、次回は青平和市場に行って服を探してみたいと思っています。

持ち込みバッグ

LCCで手軽身軽に移動したい、という理由から、これまで高雄へのフライトは手荷物のみで済ませました。

バニラエアの場合、手荷物の規定は

  • 手荷物は2個まで
  • サイズは56cmX36cmX23cm以内
  • 合計10kgまで(※2018年現在は7kgまで)


3〜4泊程度なら、よほど重い物を詰めない限り十分な容量だと思いますが、規定内でできる限り軽いバッグを探した結果、
Patagonia Headway MLC® 45L(1425g)
を使っています。

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 このバッグの特徴は

  • リュック、ショルダー、ハンドル(縦横可)、キャリーのハンドルに通すの4パターンで使用する事が可能。
  • 容量45Lながら、キャスターがないので軽量。
  • ポケットが超豊富。(正直使いきれない)
  • 荷物が詰めやすいオープンな構造。
  • ビジネスマンでもいける、シンプルな形。

でしょうか。


実際、〜5日くらいの旅行にはとても使いやすく、おすすめできるバッグだと思います。
問題は定価¥26,352の価格でしょうか。(値引きを狙いたくなります。)

ちなみに高雄のカウンターでは、しっかり荷物を計量されるのですが、容量80〜90%くらいの状態で7.5kgくらいでした。(デカめの本2冊入ってました)
この計算だと、パンパンに詰め込んで他バッグと合わせてちょうど10kgくらいになるのではないでしょうか。LCCにおあつらえ向きのバッグだと言えます。

わたしはほとんどリュックにして移動していましたが、ちょっと「肩」にくるなあ、という気もします。登山用みたいにウエストベルトがないので、全部肩にかかる。
空港内をキャスターで移動してる方を見ると、楽そうでうらやましい…。でも台南の街中では逆に大変そうなんですが。(歩道は不揃いでキャスター移動はほぼ無理)

わたしは五十肩という事もあり、背負うときにいちいち「痛!」となるため、キャスター付きで軽いバッグはないものか探索したところ、サムソナイトCosmolite Spinner 55(1800g)というのが目にとまりました。

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定価¥ 61,560には腰が引けましたが、先日直営店で現物をチェックしてきました。確かにキャスター付きでこれはモンノスゴク軽い!と感動しましたが、容量が36Lてあんなに小さいんですかね?子供のバッグ?って感じ。パタゴニアのバッグに比べると、全然入んねーーって印象でした。


並行輸入のものが¥ 30,000以内で手に入るので、今でもちょっと気になってはいますが…。

包成羊肉

今回は食べものについて。

これまで2回の台南・高雄旅行ですが、多分20店くらいの飲食店で食事をしました。(小吃は一食に2軒+α行けるので)

その中でも特に印象に残る店が、この包成羊肉です。
この店の看板は簡単に言うと、羊のしゃぶしゃぶ肉スープです。

味は當歸という漢方入りと、シンプルな清湯の2種。
お肉はショウガのせん切りと共に、台南らしい甘いタレを付けて食べます。
見ていると、お客さん達は大抵このスープとご飯をセットで注文。他にもレバーや腸など各部位のお肉を追加で注文してる人達もいました。日本人からすると朝食のメニューじゃないんですが。

 

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わたしは今回、清湯のみを食べましたが、これがとにかく初めて出会う味でした。

まず、おなじみの羊独特の臭みが全くない。(臭みも結構好きだけど)
味付けの薄いスープにしたら、1番臭いを感じそうなものですが、それがないのです。
しかも、脂の部分が甘くて、肉は牛肉よりもきめ細かく柔らかい。
正直感動しました。羊ってこんなに美味しいのか!って。

この店、初めての台南でお隣のサバヒー粥の名店、阿堂鹹粥(ここもうまい)に行った時には気付かなかったのですが、帰国して「台湾一周!安旨食堂の旅」(光瀬憲子)を読んで、存在を知ったのでした。

 

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阿堂鹹粥に行った時の写真。わきに写ってます…

 


ちなみにグーグルのクチコミを見ると、有名店らしくクチコミの数は多いのですが、ポイントは3.8と渋め。
読んでみると、「味は良い」が「サービスが悪い」「高い」と言ってる人が多いです。
わたしの食べた小サイズで120元でしたから、台南の物価からすると確かにちょっと高い。
サービスは特に何も感じませんでしたけど、ピークの時間帯なんかだと、いろいろあるのかもしれません。

台南といえば、牛肉湯が有名なのですが、この包成羊肉は絶対にオススメしたい店です。
わたしも次回また行こうと思ってます。


包成羊肉
台湾台南中西區西門路一段425號

Google マップ

バニラエア 座席について

高雄までバニラエアを2度ほど利用して、予約から搭乗までひととおり体験しましたが、大きな不満はありません。サイトはまあまあ使いやすいし、LCCという事を考えれば、サービスは価格に見合ってるので。

それでも1つひっかかるのが、座席ピッチが狭いことです。

これまで LCCジェットスターの国内線のみ搭乗経験がありましたが、バニラの座席はそれをしのぐ狭さです。初めて機内(A320)に入った時は目を疑いましたよ。これ座れるの?ってくらい座席がみっちり並んでる…。

 

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しかもこのピッチのおかげで、座席もほとんど倒せない。ネットの体験談などを読むと、ピーチ(同じ系列)と同じような座席のようです。LCCの貪欲なコストカット精神を思い知りました。

わたしの身長(163cm)だと膝がぶつかるほどではないのですが、とにかく圧迫感がすごい。わたしは2度の搭乗どちらも座席指定をしないまま、のんきにチェックインしましたが、全て地獄の窓際…。おひとりさま搭乗では、座席指定をしない限り、通路側を期待してもムダのようです。

まあ、実際は2度目の往路は三人席を一人じめだったので、助かりましたが。
この2度目の復路は満席必須だったので(前日までの台風で運行がキャンセルされまくっていた)、さすがに懲りて搭乗2日前にリラックスシート(非常口シート)を事前予約しました。別途1200円を支払いましたが、ピッチがノーマルなうえ、通路側を確保したので、ほんとうに楽でした。疲労度がまったく違います。

監禁?時間は3時間半〜4時間なので、そのくらい我慢できないのかって気もしますが、わたしにはつらい時間でした。

次回からは、最低でもスタンダード席の通路側(プラス600円←安い)は確保しようと思います。

 

 

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バニラエアA320の座席表。シートNo.にAとFがあったら窓際です…。南無南無

13なしなのって、国際感覚なんですか?

 

なぜわたしが台南にはまってしまったのか その3

理由その4 人が良い

まだまだ台南初心者のわたしですが、これまでイヤな思いをしたことはありません。店の人はとても愛想がよく、中にはぶっきらぼうな人もいますけど、いつも誠実に対応してくれます。
治安もよく、のんびりしていて、ゆったりと楽しめる町です。(原付がうるさいですが)

理由その5 昔の日本がここにあった

日本はなんでもかんでも壊して→建て替え。きれいなのはいいですが、ヴィンテージな趣は少ない国です。
台湾では日本統治時代の古い建物がまだまだ現役です。現役を引退した建物も修復などを行い、保存しようと努力しています。
日本ではもう見る事ができない戦前の建物が、ここにこんなにあったのかーという感慨に浸ることができます。しかも昭和のおばさんにはなんだか懐かしいような佇まい。心に沁みます。

以上ざっとおもいついた理由をならべてみました。

なぜわたしが台南にはまったのかが、ご理解いただけたのではないかと思います。

 

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高雄駅。これわざわざ下に車輪をつけて、ちょっとずつずらして80mくらい移動したんだそうです。すごいよね。

なぜわたしが台南にはまってしまったのか その2

理由その1 安っすい飛行機が飛んでいる

レガシーキャリアの他、LCC高雄に飛んでます。
今回(7月初旬)搭乗したバニラエア成田高雄の往復価格は13,820円(わくわくバニラ/諸手数料込み)でした。所要時間は3時間半。とても近いです。
台南へはフライトの多い台北からも行けますが、やはり高雄便は超便利です。
高雄国際空港から地下鉄15分、乗り換えなしで高雄駅に到着。(台北の松山空港に似た感じ)高雄駅からは台鉄30分で台南駅に着きます。ノーストレスです。


理由その2 ホテルが安い

すいません。貧乏なもので、つい「安い」を連発してしまいます。
台南の場合、便利な立地でもちょいボロのホテルなら一人でも1泊2000〜3000円で泊まれます。
5日泊まってもなんと1万〜1万5千円です。この予算なら可能であれば1週間くらい居ようかな、などと妄想してしまうレベルです。(台北でこの料金だとドミしかないかな)
きれいめなホテルをお望みの場合、6000円もだせばそこそこ許容できるレベルになりそうです。
ちなみに台南シャングリラは世界で一番安いシャングリラと言われていて、2万円以下で泊まることができます。


理由その3 1人メシのパラダイス

わたしの旅の1番の目的が食べる事。一人旅だと飲食店に入るのも制限されてるものですが、台南ではそんな心配は無用なのです。なにせそこらじゅう1人食の「小吃」の飲食店だらけ。
お安いうえに、数、種類とも豊富すぎて、同じ店に再度行く余裕がないくらいです。
味は賛否あるようですが、わたしは薄味好きなので台南の味は非常に合います。
(甘すぎor味が薄いというのが日本人のよくある不満のようです。)

しかも南部は興奮のフルーツ天国。小吃を食べた後、隣のフルーツショップに移動。
カットフルーツとフルーツジュースでデザートというのが幸せなお食事コースです。

 (つづく)

なぜわたしが台南にはまってしまったのか その1

と言っても、まだ2回しか台南に行ってないんですが…。


今年5月・7月と行って、もう次回(秋以降)の旅行を計画中です。とにかく楽しい。また行きたい。
行ったきっかけは本場の「ちまき」が食べたい!というしょうもない理由でしたw

ちなみにわたしのデータ
・50ちょい過ぎ(50肩真っ最中)
・夫+猫と同居(子無)
・千葉県在住(成田にそこそこ近い)
・自営業(あまりはやってない)
・ゆえに金に余裕はない

ということで、仕事がヒマな時期(不定期)にLCCで一人ふらふらと旅をすることになっています。

夫は自転車で全国を旅する人なので、わたしは同行できません。(←する気もない)
猫がいる事もあり、夫と私はなんとなく交互に一人で出かけることが多くなりました。

LCCは経済的なのは良いのですが、成田発・遅延欠航のリスクも高いので、避ける方も多いですが、成田に比較的近くスケジュールの融通が効くわたしには向いているのです。

(つづく)

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